久しぶりにカメラのワークショップに参加してきました。
今回は料理やお菓子の撮影です。
自然光を使っての撮影法を勉強しました。
本日のメンバー6人はおのおの撮影したい物を持ち込んで、とあるマンションの共有スペースを使って行いました。
私は前日までに物を用意出来なかったので、自宅を探してみてあったチョコチップクッキーと集合場所の近くの紅茶屋さんで売っていた焼き菓子を買って間に合わせました。
関川師匠は森永のビスケット「CHICE」をお皿にのせて光の当たる方向によって陰の出る具合が違うのを目の前で示しながら説明してくれました。
あのビスケットの文字が浮き出たり、フラットに見えたり、本当に分かりやすい物でした。
レフ板の使い方もちょっとした事で違いが出るし、お皿が光って困る場合にはトレーシングペーパーで光を柔らかくするんです。レフ板を2枚連結させた物を2つ立ててその間から撮影するテクニックには驚きました!そんな事全く思いつかないよ〜さすがプロですよね。
もう一つビックリしたのが、たくさんの小鉢を配置した和食などを撮影するときに端にある器が歪んで写りきらない場合にその器の下に小銭を噛まして内側に寄る感じで斜めにしてやると、うまい具合にきっちり入ります。
横から見れば小銭が見えますが、真上から撮影すると全くわからないし、自然なんです。マジックです。
食べ物をおいしく見せるお皿や布、台は色々試してみるのがいいけど、おいしく見えないのは「青」と決まっているそうです。ちょっと想像しても青い食べ物(緑ではなくて)って無いですもんね。
配置の仕方などは・・・・
♪お菓子など個数は2個より3個や5個の方が形を取りやすい。
♪一直線に並べないでS字やC字型に配置すると良い。
そしてピントは一番手前にある物に合わせた方が落ち着く。
真上から俯瞰して撮影するのも結構いい感じです。
私は身長が低いので、三脚を高くすると椅子に乗っての撮影となりました。(この時は撮影に夢中になって椅子から落ちないようにお気をつけ下さい)
しかし、何にしても「三脚」が必須アイテムです。
ずいぶん前に三脚を買う決心をして関川師匠にどれを買ったら良いか相談もして買う物を決めていたのですが、そのうち熱も冷め買わずに今に至ってしまいました。今回のワークショップに参加したらまた三脚熱が湧いて来て欲しくなってしまいました。
う〜ん悩みます。だって今日のワークショップみたいに一つの被写体をあーでもない、こーでもないと色々いじったり、何枚も撮影したりしてる時間が普段の生活の中に無いのです。そんな時間あったらもっと歌の勉強をしなさ〜い!!って先生から言われそ〜
滅多に使わない三脚を買う必要があるのか?(安くはないしね)
こうやってまた悩んでいるうちに熱が・・・・・結局私には贅沢品なのかな〜
カメラの話が出来る仲間と話が出来た楽しく幸せで、集中を要してちょっと疲れたワークショップでした。
本日ご一緒させていただいた皆様、またどこかでお会い出来たらうれしいです。